婚活コラム

結婚相談所の親挨拶はいつ?破談を防ぐ2段階の進め方

「交際してまだ3ヶ月なのに、もう結婚するの?」

「結婚相談所で出会った人って、本当に大丈夫?」

結婚相談所で真剣交際に進み、結婚が現実的になってきたとき、意外な壁になるのが親への報告や挨拶です。

本人たちは何度もデートを重ね、結婚後の生活について話し合っていても、親御さんからすると、つい最近まで存在すら知らなかった相手と突然結婚するように感じることがあります。

そのため、交際期間の短さや結婚相談所での出会いについて、心配されることもあります。

では、結婚相談所ではいつ親に会うのがよいのでしょうか。

私たち婚活サロンmarriage proでは、プロポーズ前の「親紹介」と、プロポーズ後の「正式な親挨拶」を分ける2段階の進め方を必ずおすすめしています。

この2つは似ているようで、目的が異なります。

  • 親紹介: 結婚を前提に交際している相手を紹介し、親御さんに安心してもらう機会
  • 正式な親挨拶: プロポーズしたことを改めて報告し、結婚への意思を伝える機会

そして、親紹介にはもう一つ大切な役割があります。

それは、自分自身も結婚相手の家族について知ることです。

今回は、東京・新宿にある20代・30代専門の結婚相談所「婚活サロンmarriage pro」が、実際の成婚事例や交際終了事例を交えながら、親紹介と親挨拶の進め方を解説します。

親挨拶のタイミングや順番、結婚相談所で出会ったことの伝え方、親から反対された場合の対処法まで、これから結婚を考える方に知っておいてほしい内容をまとめました。

目次

結婚相談所の親挨拶はいつ?おすすめは2段階で進めること

結婚相談所では、親紹介や親挨拶の順番が一律に決まっているわけではありません。

ただし、私たちは成婚退会前の真剣交際中にお互いの親へ紹介し、プロポーズ後に改めて結婚を報告することをおすすめしています。

marriage proが推奨する親紹介・親挨拶の流れ

タイミングやること目的
真剣交際開始後親に交際相手の存在を伝える心の準備をしてもらう
真剣交際中お互いの親へ紹介する人柄を知ってもらい、安心につなげる
親紹介後プロポーズに向けた準備を進める結婚への意思を確認する
プロポーズ後男性から女性側の親へ改めて挨拶する正式に結婚を報告する
成婚退会前後親の懸念や今後の予定を確認する不安を残さず結婚へ進む
成婚退会後両家顔合わせ・入籍準備など新生活の準備を進める

※プロポーズ・正式な親挨拶・成婚退会の具体的な順番は、二人の状況や相談所の規約などに応じて調整します。

ステップ① 親紹介は「安心してもらうための場」

親紹介は、プロポーズ前の真剣交際中に行います。

この段階では、結婚を前提に交際している相手として紹介し、人柄を知ってもらうことが目的です。

自宅で会う場合もあれば、レストランで食事をする場合もあります。

ただし、一つ注意してほしいことがあります。

親紹介を、単なる食事会で終わらせないことです。

親紹介では、楽しく食事をして終わるのではなく、今後の結婚についての意思も伝えてほしいですね。

例えば、「〇〇さんとは結婚を前提にお付き合いしています。近いうちにきちんとプロポーズするつもりですので、その際には改めてご挨拶させてください」という形です。
親御さんも、二人がどんな段階にいるのか理解しやすくなります。
もちろん、実際にプロポーズする意思があることが前提です。安心させるためだけに約束する必要はありません。

親紹介の目的は、親御さんに結婚を決めてもらうことではありません。

結婚を前提に交際している相手を知ってもらい、二人の関係を少しずつ理解してもらうことです。

ステップ② プロポーズ後は男性から女性側の親へ改めて挨拶する

ここは、私たちが特に大切にしているポイントです。

プロポーズが成功したら、男性から女性側の親御さんへ改めて正式な挨拶をすることをおすすめしています。

特に、女性側のご実家が関東圏内など、直接訪問できる距離にある場合は、もう一度足を運ぶようアドバイスしています。

一度会っているからといって、プロポーズ後の報告を省略しないことが大切です。

例えば、

「先日はお時間をいただき、ありがとうございました。先日、〇〇さんにプロポーズをして、結婚することになりました。これから二人で支え合い、幸せな家庭を築いていきたいと思っています」

といった形で、自分の言葉で伝えましょう。

一方、女性側のご実家が遠方にある場合や、両家顔合わせが間近に迫っている場合は、電話での報告も選択肢になります。

親紹介のときに「プロポーズ後には改めてご挨拶します」と伝えていたのに、その後は何も連絡がなく、次に会うのが両家顔合わせだったら、親御さんによっては気になるかもしれません。
直接訪問できなくても、電話で結婚の報告をしてもらえたら嬉しいですよね。
結婚は二人で決めることですが、こうした配慮も大切にしてほしいです。

なお、男性側の親御さんにも結婚の報告は必要です。

marriage proでは、特に男性から女性側の親御さんへの正式な報告を重視しています。

なぜ結婚相談所では親紹介が重要なのか?

結婚相談所では、一般的な恋愛と比べて短期間で結婚を決断するカップルも多くいます。

IBJが公開している2025年の成婚データでは、成婚相手との交際日数は「90〜119日」が最多です。

つまり、出会ってから3〜4ヶ月程度で結婚を決めることは珍しくありません。

出典: 株式会社IBJ「数字でIBJチェック!」(2025年成婚者データ)IBJ

しかし、本人たちと親御さんでは、その期間の感じ方が違います。

二人は何度もデートを重ね、仕事や住まい、お金、家事分担などについて話し合っているかもしれません。

一方で、親御さんが知っているのは、

「最近、結婚を前提に付き合っている人がいるらしい」

という情報だけかもしれません。

その状態で突然「結婚することになった」と報告されれば、驚くのも自然なことです。

だからこそ、結婚が決まる前から相手のことを知ってもらい、心の準備をしてもらう時間が大切なのです。

【成婚事例】親から「結婚が早すぎる」と心配された29歳女性

ここからは、実際にmarriage proで成婚された29歳女性Aさんの事例をご紹介します。

Aさんは、仮交際2回目のデートという早い段階で真剣交際へ進みました。

お相手は30歳の男性です。

二人の関係は順調でしたが、親御さんへの報告で問題が起こりました。

結婚相談所への入会を親に伝えていなかった

Aさんは、もともとご両親と恋愛の話をする機会が少なく、結婚相談所で婚活していることも伝えていませんでした。

そんな中、真剣交際に入ったことを報告したところ、ご両親は驚いてしまいました。

特に心配されたのが、交際期間の短さです。

「出会ってからまだ数ヶ月なのに、本当に大丈夫なのか」

という不安があったようです。

Aさん自身も親御さんの反応に不安を感じ、担当カウンセラーの徳永へ相談されました。

あえて男性側の親への挨拶を先に提案

このとき徳永が提案したのは、一般的な挨拶の順番にこだわらない方法でした。

まず男性側のご両親へ挨拶に行き、そのときの写真をAさんのご両親に見せるというものです。

一般的な結婚挨拶では女性側の親から訪問することが多いですが、今回はAさんのご両親の不安を解消することを優先しました。

男性側のご家族と会っている様子を写真で見てもらうことで、Aさんのご両親にも相手の家庭を具体的にイメージしてもらえると考えたのです。

その後、Aさんのご両親への紹介も進み、男性が実際に会った際に好印象を与えたことで、親御さんの不安も和らいでいきました。

両家顔合わせもスムーズに進み、Aさんは無事に成婚されています。

このケースでは、一般的な挨拶の順番を守ることよりも、Aさんのご両親に安心してもらうことを優先しました。
親御さんが心配しているからといって、すぐに交際終了を考える必要はありません。
何を不安に感じているのかを整理して、その不安を解消するためにできることを考えるのが大切です。
親紹介は、ただ日程を決めて会えばいいというものではないんですよね。

親への感謝が、その後の関係にもつながった

この事例では、親紹介後の対応も大切でした。

徳永はAさんに、親御さんへの挨拶が無事に終わったら、協力してくれたことへの感謝を伝えるようアドバイスしました。

親御さんも、最初から結婚を邪魔したかったわけではなく、娘の将来を心配していたのかもしれません。

親の心配を理解し、感謝を伝えることも、家族との関係を築くうえで大切です。

親御さんから心配されると、自分の結婚を否定されたように感じてしまうこともありますよね。
でも、最初の反応だけで判断しなくてもいいと思います。
実際に相手と会って印象が変わることもありますし、時間をかけて理解してもらえることもあります。
最初から「反対された」と決めつけず、何を心配しているのか聞いてみることも大切ですね。

「仮交際2回目で真剣交際へ!親の不安を乗り越えて成婚した女子(29)」の成婚インタビュー(前編)#55

この事例は、親御さんの不安を解消するために、順番や伝え方を工夫した成功例です。

成婚退会前に親紹介をしないと、どんなリスクがある?

私たちが親紹介をおすすめする理由は、親御さんに安心してもらうことだけではありません。

成婚退会後に初めて大きな問題が発覚することを、できるだけ避けるためでもあります。

成婚退会後、親の反対で破談になった男性の話

以前、別の結婚相談所で成婚退会したものの、その後に破談になってしまった男性の話を聞いたことがあります。

その男性は、以前の相談所で成婚退会前の親紹介についてアドバイスを受けていなかったそうです。

二人の結婚意思が固まり、成婚退会したあとに、初めて相手の親御さんへ正式な結婚挨拶に行きました。

ところが、そこで親御さんから反対されてしまいました。

親御さんとしては、突然やって来て結婚させてほしいと言われても、簡単には受け入れられないという気持ちだったようです。

結果的に、その結婚は破談になってしまったと聞いています。

もちろん、親紹介をしていなかったことだけが破談の原因だったとは断定できません。

また、これはmarriage proで成婚された会員さんの事例ではなく、他社での活動経験がある男性から聞いた話です。

ただ、この事例からは、本人たちが結婚を決めることと、親御さんが結婚を受け入れる準備ができていることは別だと考えさせられます。

大切なのは、親御さんから反対されないことだけではありません。
仮に心配されたとしても、成婚退会前にその理由を知ることができれば、二人で向き合う時間が取れます。
結婚後の生活に関わる問題だからこそ、「成婚退会してから考えればいい」と先送りにしないことが重要だと思っています。

成婚退会はゴールではなく、結婚生活に向けた新しいスタートです。

二人が納得して次の段階へ進めるよう、私たちは成婚退会前の親紹介を大切にしています。

【交際終了事例】親紹介で相手の家族に違和感を覚えたケース

親紹介というと、親御さんに結婚相手を気に入ってもらうことばかり意識しがちです。

しかし、もう一つ忘れてほしくない視点があります。

親紹介は、自分自身も結婚相手の家族について知る機会だということです。

相手の親からの質問や要求が交際終了のきっかけに

marriage proでは、相手の親御さんと会ったことをきっかけに、交際終了を選んだケースもあります。

それまでは二人の交際が進んでいたものの、親紹介の際に、相手の親御さんから不適切だと感じる質問や、一方的な要求、価値観の押しつけと受け取れる言動がありました。

その結果、結婚後もこのご家族と関係を築いていくのは難しいのではないかと考え、交際終了に至った事例です。

具体的な発言内容については、個人の事情に関わるため、ここでは控えます。

ただ、このケースからお伝えしたいのは、親紹介が必ずしも良い印象だけで終わるとは限らないことです。

結婚前に気になる問題を知ることができたという意味では、親紹介を行った価値があったとも考えられます。

親の言動以上に、結婚相手の対応を見る

ここで注意したいのが、親御さんと結婚相手は別の人間だということです。

親御さんの価値観と、結婚相手本人の価値観が一致しているとは限りません。

例えば、親御さんから「結婚したら仕事を辞めてほしい」と言われたとします。

※これは説明のための例であり、先ほどの交際終了事例で実際にあった発言ではありません。

そのときに、

「それは僕たち二人で決めることだから」

と伝えられる人なのか。

それとも、

「親が言っているから仕方ない」

と相手に我慢を求める人なのか。

この違いは、結婚後の生活にも関わってきます。

親御さんに少し厳しいことを言われたからといって、すぐに交際終了を判断する必要はないと思います。
ただ、結婚相手が自分の親とどう向き合っているかは見てほしいですね。
親御さんの意見を尊重することと、親御さんの言いなりになることは違います。
結婚後に意見が食い違ったとき、二人で話し合い、自分たちの生活を大切にできる相手なのか。そこは確認しておきたいところです。

違和感があったら、まず二人で話し合う

親紹介は、お互いに緊張する場面でもあります。

親御さんが意図せず失礼な質問をしてしまったり、言葉足らずになったりすることもあるでしょう。

そのため、一度の発言だけで家族全体を判断するのも早計です。

気になることがあれば、まずは結婚相手と話し合ってみましょう。

例えば、

「今日、お母さんから仕事について言われたことが少し気になったんだけど、あなたはどう考えている?」

といった伝え方です。

自分の家族のことを指摘されると、相手も戸惑うかもしれません。
だからこそ、「あなたのお母さんはおかしい」と責めるのではなく、「私はこう言われて不安になった」と伝える方が話し合いやすいと思います。

そこで相手が気持ちを受け止めてくれるか、一緒に考えてくれるかも、結婚相手として安心できるかを判断する材料になりますね。

親紹介は、親御さんに好印象を与えるだけの行事ではありません。

結婚相手の家族との距離感や、問題が起きたときの二人の向き合い方を知る機会でもあるのです。

親紹介の前に二人で準備したい3つのこと

親紹介を成功させるためには、当日の服装や手土産よりも先に、準備しておきたいことがあります。

私たちが特に大切にしているのは、自分の親には相手の良いところを伝え、結婚相手には自分の親について詳しく伝えることです。

親紹介は、訪問する側だけが頑張るものではありません。

① 自分の親に、結婚相手の良いところを伝える

親紹介の当日になって初めて相手のことを詳しく説明するのではなく、事前に少しずつ情報を共有しておきましょう。

例えば、

  • 「仕事が忙しくても、きちんと連絡をくれる人なんだ」
  • 「私が悩んでいるとき、ちゃんと話を聞いてくれるんだよ」
  • 「結婚後も私が仕事を続けることに理解があるんだ」

といった内容です。

ここで重要なのは、年収や学歴、勤務先などの条件だけを伝えないこと。

もちろん、仕事や経済面を気にする親御さんもいるでしょう。

しかし、結婚相手としてどのような魅力があるのかを伝えることも大切です。

② 結婚相手に、自分の親の性格や仕事を伝える

次に、結婚相手へ親御さんの情報を共有しましょう。

具体的には、次のような内容です。

  • 父親・母親はどんな性格なのか
  • 現在、または以前はどんな仕事をしていたのか
  • 趣味や好きな話題は何か
  • 普段はどんな雰囲気の家庭なのか
  • 結婚についてどんな考え方を持っているのか
  • 親紹介でどんな質問をしてきそうか

こうした情報があれば、訪問する側も心の準備ができます。

例えば、親御さんが以前どんな仕事をしていたのかを知っていれば、共通の話題が見つかるかもしれません。

反対に、親御さんが心配性で、結婚後の生活について詳しく質問しそうなら、事前に二人で確認しておくこともできます。

自分の親のことは、自分が一番よく知っているはずです。
だからこそ、結婚相手に情報を共有してあげてほしいですね。
親の性格や仕事、聞かれそうな質問が分かっているだけでも、当日の緊張は変わります。
親紹介は、挨拶に行く側だけの責任ではありません。紹介する側も協力して準備することが大切です。

③ 結婚後の生活について考えを擦り合わせる

親紹介では、結婚後の生活について質問されることもあります。

そのため、事前に次のような内容を確認しておきましょう。

項目話し合っておきたいこと
住まい結婚後はどこに住むのか
仕事共働きや転勤についてどう考えているか
お金家計管理や貯蓄をどうするか
家事どのように分担していくか
子ども希望の有無や時期について
親との関係帰省・同居・介護などへの考え方
入籍時期いつ頃を予定しているか

すべてを確定させる必要はありません。

ただし、二人の考えが大きく違っている状態では、親御さんも不安になるでしょう。

親御さんから「結婚後はどこに住むの?」と聞かれたときに、二人の答えがまったく違ったら心配になりますよね。
でも、「まだ決めていませんが、二人でこう考えています」と答えられれば、受け取る印象は変わると思います。
何でも決まっていることよりも、二人で話し合えていることが大切ですね。

「結婚相談所で出会った」と親に伝えるべき?

親紹介を控えた方から、出会いのきっかけについて相談されることもあります。

「親に結婚相談所への入会を伝えていない」

「結婚相談所で出会ったと言うと心配されそう」

こうした悩みを抱える方もいるでしょう。

marriage proでは約9割が正直に伝えている印象

現場での実感では、marriage proの会員さんの9割程度は、結婚相談所で出会ったことを親御さんに伝えています。

※正式な集計データではなく、日々の会員サポートを通じたカウンセラーの実感です。

私たちも、基本的には正直に伝えることをおすすめしています。

結婚相談所は、真剣に結婚を希望する人同士が出会うための手段です。

IBJでは入会時に独身証明書などの提出が必要であることや、結婚を前提に活動する仕組みであることを説明すると、親御さんの安心材料になる場合もあります。

ただし、書類の提出があるからといって、相手の人柄まで保証されるわけではありません。

実際の交際で感じた魅力や、二人で話し合ってきたことも伝えましょう。

親に伝えたくない場合は、二人で必ず話し合う

一方で、marriage proでは過去に、結婚相談所で出会ったことを親に伝えたくないという会員さんの意向を尊重したこともあります。

親との関係性や家庭の事情は、人によって異なるからです。

ただし、出会いのきっかけについては、必ず二人で話し合っておく必要があります。

例えば、女性側の親には「友人の紹介」、男性側の親には「結婚相談所」と伝えていた場合。

両家顔合わせで出会いのきっかけが話題になれば、説明が食い違う可能性があります。

そうなると、親御さんが不信感を抱くかもしれません。

私たちは、基本的には正直に伝えることをおすすめしています。
ただ、ご家庭によって事情も違いますから、会員さんの意向を尊重することもあります。
そのうえで気をつけてほしいのが、両家で伝わっている内容が違うケースです。
両家顔合わせで話が食い違うと、結婚とは関係のないところで信頼を損ねる可能性があります。
だからこそ、事前に二人でしっかり話し合っておいてほしいですね。

なお、説明を統一するために架空の馴れ初めを作ることを推奨しているわけではありません。

長期的な信頼関係を考えると、事実と異なる説明を重ねるよりも、どこまで伝えるかを二人で相談することが望ましいでしょう。

出会い方よりも「なぜ結婚を決めたのか」を伝える

親御さんが本当に知りたいのは、出会った場所だけではないはずです。

「なぜ、この人と結婚したいと思ったのか」

「相手のどんなところを信頼しているのか」

「結婚後の生活について、どこまで話し合っているのか」

こうしたことを具体的に伝えることが、安心につながります。

例えば、

「結婚相談所で出会った人なんだけど、仕事に対する考え方が似ていて、意見が違っても落ち着いて話し合えるところが好きなんだ」

といった説明です。

「優しい人だから」と伝えるだけよりも、親御さんが相手の人柄をイメージしやすくなります。

親から結婚を反対されたら?3つの判断基準

親紹介を行ったからといって、必ず親御さんに賛成してもらえるとは限りません。

ただし、反対されたからといって、すぐに交際を終了する必要もありません。

まずは、何を心配しているのかを整理することが大切です。

① 交際期間の短さを心配されている場合

「出会ってまだ3ヶ月なのに、本当に大丈夫?」

この場合は、相手のことをよく知らないことによる不安かもしれません。

親御さんに交際相手の人柄を知ってもらい、二人がどのような話し合いをしてきたのかを伝える方法があります。

例えば、

「交際期間は短いけれど、結婚後の住まいや仕事、お金のことも具体的に話し合っているよ」

という説明です。

② 結婚生活に関わる具体的な問題を指摘された場合

例えば、

「結婚したら仕事を辞めなければいけないの?」

「遠方に引っ越すことになるの?」

「相手の家族との同居は必要なの?」

といった質問です。

この場合は、単に親御さんを説得すればよいという問題ではありません。

本人たちにとっても重要な内容だからです。

二人の考えが一致しているか、結婚後に問題にならないかを改めて確認しましょう。

③ 親から一方的な要求や過干渉がある場合

親御さんから、本人たちの希望を尊重しない要求がある場合は、慎重に考える必要があります。

例えば、結婚式、仕事や住まい、子どもについて、親の希望を一方的に押しつけられる場合です。

このとき大切なのは、親御さんの言動だけで判断しないこと。

結婚相手がどのように考え、どう向き合ってくれるのかも確認しましょう。

整理すると、次のようになります。

親の反応考えられる背景対応
交際期間が短いから心配情報不足人柄や話し合ってきた内容を伝える
仕事・収入・住まいが心配具体的な生活への不安二人で事実を確認して説明する
一方的な要求や過干渉価値観・家族との距離感の問題相手の対応も含めて慎重に判断する

親御さんの意見を聞くことと、親御さんに結婚を決めてもらうことは別です。
ただ、親の反対をすべて過干渉として片付けるのも違うと思います。
単純に情報不足なのか、実際に結婚生活に関わる問題なのか。そこを分けて考えてほしいですね。

親への対応を結婚相手任せにしない

自分の親が結婚に反対している場合、基本的には自分自身が主体となって向き合うことが大切です。

例えば、男性側の親が女性の働き方について否定的な意見を持っている場合。

男性が「親がそう言っているから仕方ない」と考えてしまえば、女性は結婚後の生活に不安を感じるかもしれません。

逆も同じです。

結婚後も、親との関係で意見が食い違うことはあるでしょう。

その際に、相手を一人にせず、二人で話し合える関係を築いておくことが重要です。

親御さんの考えと自分たちの希望が違うことは、結婚後にもあると思います。
だからこそ、交際中からお互いの家族について話し合える関係が理想ですね。
親を一方的に否定するのでもなく、相手に我慢させるのでもなく、二人でどうしていくかを考えられることが大切だと思います。

親の反対が強く、二人だけでは判断が難しい場合は、成婚退会を急がず、担当カウンセラーにも相談しましょう。

親挨拶の順番・手土産・服装で気をつけたいこと

親紹介や正式な親挨拶では、第一印象も大切です。

ただし、高価な手土産や完璧な敬語が必要なわけではありません。

相手のご家族に敬意を持って接することを意識しましょう。

親挨拶の順番は女性側が先?

一般的な結婚挨拶では、女性側の親から先に訪問することが多いです。

ただし、絶対的な決まりではありません。

実際にmarriage proでは、先ほど紹介した29歳女性の事例のように、親御さんの不安を踏まえて男性側への親紹介を先に行ったこともあります。

距離や仕事の都合、親御さんの状況なども考慮して決めましょう。

形式よりも、双方の親御さんに配慮した進め方を考えることが大切です。

親挨拶の手土産は3,000〜5,000円程度が目安

手土産は3,000〜5,000円程度を一つの目安にするとよいでしょう。

おすすめは、日持ちする個包装のお菓子などです。

例えば、焼き菓子の詰め合わせや、出身地の銘菓などが考えられます。

ただし、最も大切なのは親御さんの好みを確認しておくことです。

甘いものが苦手な方や、食事制限のある方もいるでしょう。

冷蔵が必要なものや賞味期限が短いものは、受け取る側の負担になる場合もあります。

marriage proでは、とらやの羊羹もなかセットをよくおすすめしています。

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男性はスーツ、女性は清潔感のある服装を

男性は、ネイビーやグレーなどの落ち着いた色のスーツが基本です。

女性は、ワンピースやセットアップ、きれいめのパンツスタイルなどがおすすめです。

特に気をつけたいのは清潔感です。

男性なら、シャツのしわや靴の汚れ、髪型、ひげなど。

女性なら、服装全体のバランスや靴、バッグ、アクセサリーなどです。

相手の親御さんから「ラフな服装で大丈夫」と言われても、初対面なら少しきちんとした服装を選ぶ方が無難でしょう。

親紹介と正式な親挨拶、それぞれの挨拶例

親紹介の挨拶例

初めまして。〇〇さんと結婚を前提にお付き合いしている△△と申します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます。

〇〇さんとは真剣に結婚を考えてお付き合いしています。近いうちにプロポーズをするつもりですので、その際には改めてご挨拶させてください。

プロポーズ後の正式な親挨拶例

先日はお時間をいただき、ありがとうございました。

先日、〇〇さんにプロポーズをして、結婚することになりました。

これから二人で支え合いながら、幸せな家庭を築いていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

必ずこの言葉どおりに伝える必要はありません。

大切なのは、形式的な言葉よりも、誠実な気持ちを伝えることです。

なお、親御さんの呼び方は、最初から「お父さん」「お母さん」と呼ぶよりも、「〇〇さんのお父様・お母様」と呼ぶ方が丁寧です。

また、結婚相手のことも、親御さんの前では「〇〇さん」と呼ぶことをおすすめします。

遠方への挨拶は宿泊ルールにも注意

親御さんが遠方に住んでいる場合、日帰りが難しいこともあるでしょう。

ただし、IBJでは宿泊や宿泊を伴う旅行などが成婚とみなされる場合があります。

親への挨拶が目的でも、自己判断せず、宿泊を伴う予定は必ず所属相談所に確認しましょう。IBJ

親挨拶の詳しいマナーや想定質問については、こちらの記事でも解説しています。

お相手の親への挨拶マニュアル【想定質問準備】

結婚相談所の親紹介・親挨拶でよくある質問10選

Q1. 親紹介は成婚退会前に必ず行うべきですか?

marriage proでは、成婚退会前の親紹介を必ずおすすめしています。

ただし、親紹介自体がすべての結婚相談所で義務付けられているわけではありません。

親御さんの不安を確認し、安心して結婚へ進むための機会として考えてください。

Q2. プロポーズと親挨拶はどちらが先ですか?

marriage proでは、プロポーズ前に親紹介を行い、プロポーズ後に正式な親挨拶をする2段階の進め方をおすすめしています。

親紹介では結婚を前提に交際していることを伝え、プロポーズ後に改めて結婚の報告を行います。

Q3. 親紹介と正式な親挨拶は、同じ日に済ませてもよいですか?

marriage proでは、目的を分けて2段階で進めることを推奨しています。

ただし、遠方などで再訪問が難しい場合は、プロポーズ後に電話で改めて報告する方法もあります。

Q4. プロポーズ後は男性側の親にも改めて挨拶する必要がありますか?

結婚の報告は双方の親御さんに行いましょう。

特にmarriage proでは、男性から女性側の親御さんへの正式な挨拶を大切にしています。

Q5. 結婚相談所で出会ったことを親に隠してもよいですか?

基本的には正直に伝えることをおすすめしています。

ただし、ご家庭の事情もあるため、本人の意向を尊重することもあります。

大切なのは、出会いのきっかけについて二人で事前に話し合っておくことです。

Q6. 親紹介で結婚の許可をもらう必要はありますか?

親紹介は、結婚の許可をもらうことだけが目的ではありません。

結婚を前提に交際している相手を紹介し、人柄を知ってもらう機会です。

プロポーズ後に改めて正式な報告をすることをおすすめしています。

Q7. 親挨拶の手土産はいくらくらいがよいですか?

3,000〜5,000円程度が一つの目安です。

親御さんの好みに合わせ、日持ちする個包装のお菓子などを選ぶとよいでしょう。

Q8. 親が遠方の場合、オンラインでの親紹介でもよいですか?

距離や仕事の都合によっては、オンラインでの親紹介を検討する方法もあります。

ただし、直接会って話したいと考える親御さんもいるため、双方の希望を確認しましょう。

Q9. 親に反対されたら成婚退会を延期した方がよいですか?

反対の理由によって判断が異なります。

交際期間への不安なのか、結婚生活に関わる具体的な問題なのかを整理しましょう。

未解決の問題がある場合は、担当カウンセラーに相談することをおすすめします。

Q10. 親紹介を終えたあと、両家顔合わせも必要ですか?

親紹介と両家顔合わせは目的が異なります。

親紹介は、それぞれの親御さんに結婚相手を知ってもらう機会です。

両家顔合わせは、双方の家族が交流し、今後の関係を築いていく機会です。

一般的には婚約やプロポーズ(成婚)後に、行う方が多いです。

両家の希望を確認しながら準備しましょう。

まとめ|親紹介は、結婚相手と家族の関係を知る大切な機会

結婚相談所での親紹介と親挨拶は、単に親御さんへ結婚相手を紹介するための行事ではありません。

私たちmarriage proでは、プロポーズ前の親紹介と、プロポーズ後の正式な親挨拶を分ける2段階の進め方をおすすめしています。

親紹介では、親御さんに相手の人柄を知ってもらい、安心してもらうこと。

そして、プロポーズ後には、改めて結婚の報告を行い、二人で新しい家庭を築いていく意思を伝えること。

どちらも大切な意味があります。

ただし、親紹介で確認してほしいのは、親御さんからどう思われるかだけではありません。

結婚相手が、自分の家族とどのような関係を築いているのか。

親御さんと意見が食い違ったとき、相手を尊重しながら話し合える人なのか。

こうした部分を知ることも、結婚前の大切な確認事項です。

私たちが実際にサポートしてきた会員さんの中にも、親紹介によって不安が解消し、安心して成婚された方がいます。

一方で、相手の親御さんと会ったことで結婚後の不安に気づき、交際終了を選んだ方もいます。

親紹介を行えば、必ず結婚がうまくいくわけではありません。

それでも、結婚前にお互いの家族を知り、気になることを話し合う機会を持つことには、大きな意味があると考えています。

そして、親紹介の準備は、訪問する側だけが頑張るものではありません。

自分の親には結婚相手の良いところを伝え、結婚相手には親の性格や考え方を共有する。

二人で協力して準備することも、結婚に向けた大切な共同作業の一つです。

結婚するのは二人です。だからこそ、お互いの家族とも向き合いながら、納得して新しい生活へ進んでほしい。

私たちはそう考えています。

成婚退会まで、安心して進められる婚活を

結婚相談所での婚活は、お相手と出会って終わりではありません。

真剣交際に入ってからも、結婚後の生活についての話し合いや、親紹介、プロポーズなど、大切な場面が続きます。

婚活サロンmarriage proは、東京・新宿にある20代・30代専門の結婚相談所です。

私たちは、出会いのサポートだけでなく、結婚を決めるまでの不安や悩みにも向き合い、一人ひとりの状況に合わせたアドバイスを大切にしています。

「出会いだけでなく、結婚を決めるまでしっかり相談できる環境がほしい」

そんな方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。

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