
東京・新宿の結婚相談所「婚活サロンmarriage pro(マリッジプロ)」です。
※【IBJ AWARD2021&2022&2023&2024&2025】受賞結婚相談所
今回は「お見合いの会話」を解説します。
『お見合い 会話 が続かない』
『質問攻めになってしまう』
『広げ方が分からない』
このあたりのワードで検索して、この記事にたどり着いた方も多いと思います!
まず最初にお伝えしたいのは、お見合いで最初から会話がスムーズにいく人は、ほとんどいないということです!
本当にそうですね。ぱっと見“コミュ力高そう”な方でも、結婚相談所で活動を始めたばかりの頃は、お見合いの会話で一度はつまずきます。
なので、
『自分だけがダメなんだ…』と、人間性そのものを否定する方向にいかないでほしいなと思います!
目次
なぜあなたの会話は「面接」になってしまうのか?質問攻めが招く自滅パターン
お見合いのご相談で一番多いのが、こんなお悩みです。
『沈黙が怖くて、お相手に質問を連発してしまいます』
『“聞き上手になれ”と言われて頑張っているつもりなのに、一問一答の面接みたいになって盛り上がりません』
どちらも、よく伺う声なんですよ。
仕組みとしては、とてもシンプルなんです!
質問 → 相手が答える → そこで終わる → 焦って次の質問
このループが続くと、お相手からすると“会話”というより“尋問”に近い感覚になってしまいます。

厄介なのが、焦っているときほど
『とりあえず何か聞かなきゃ』
というモードに入ってしまって、本当は聞かなくていいことまで聞いてしまうケースが増えることなんですよね。
まずは抑えたい「話してはいけない」3つのNG質問
具体的なお話をすると、婚活サロンmarriage proでは、お見合い 会話で次の3つは“初回では踏み込まないゾーン”とお伝えしています。
IBJのお見合いルール&マナーでもあります!
私の肌感覚ですが、お見合い後のお断り理由のうち、だいたい2割くらいは、これらのNG質問がきっかけになっているように感じます。
NG例を整理すると、こうなります。
一つずつ見ていきましょう。
1プライバシーを特定する会話
例)勤務先の社名、最寄り駅、自宅エリアを特定するような質問
→ 「ここまではどれくらいでしたか?遠くありませんでしたか?」くらいの“ぼかした聞き方”なら問題ありませんが、
初対面で身元が特定できる情報を細かく聞き出そうとすると、お相手からすると警戒の元になります。
2踏み込みすぎた将来の話
例)「将来、親の介護はどうされる予定ですか?」「子どもは何人ほしいですか?」「資産はどのくらいありますか?」
→ 真剣に将来を考えているからこそ聞きたくなるテーマですが、お見合いの場は“採用面接”ではありません。
ここで細かい条件チェックを始めてしまうと、「査定されている」「試されている」という印象が強く出てしまいます。
3過去の恋愛・婚活の話
例)「以前別れた理由は何だったんですか?」「結婚相談所での活動はどれくらいですか?」「お見合いは何回目ですか?」
→ 婚活の真剣度を知りたいお気持ちは理解できますが、過去の恋愛や、所属している相談所の活動まで掘り下げる必要はありません。
ここに踏み込むと、一気に“プライベートに土足で上がり込んだ”ような印象になってしまいます。

この3つをまず“話さないライン”として持っておくだけでも、お見合い 会話 でのお断りリスクはかなり減ります!
そのうえで、『じゃあどうやって広げるか?』が次のテーマですね。
「沈黙=気まずい」は誤解。焦りを余裕に変えるマインドセット
もう一つ、多くの方を苦しめているのが“沈黙恐怖”です。
『沈黙になったら終わりだ…』
こう思い込んでいると、どうしても質問攻めになりやすいんですよね。
でも、日々の現場を見ていると、うまくいっているカップルほど、ところどころに“静かな時間”があります。
それは“気まずい沈黙”というより、お互いにお茶を飲みながら少し考える、“余白”のような時間です。
沈黙をすべて『悪』と決めつけず、
『今、考えてくれている時間なんだな』
『同じ空間を一緒にのんびり味わえている時間なんだな』
と意味づけを変えるだけでも、会話へのプレッシャーはだいぶ軽くなります。
無理に言葉を詰め込もうとせず、にこっと笑って一呼吸おいてから、
『さっきのお話、素敵だなと思っていて…』
と、直前の話題にひと言コメントを足すだけでも十分です!
“沈黙=失敗”ではありません。

質問する前に自分の話を挟め!自然に広がる「一問二答メソッド」
では、“質問攻め”から抜け出して、お見合い 会話 を自然に続ける“広げ方”はどうすればいいのか。
婚活サロンmarriage proでよくお伝えしているのが、
『一問二答メソッド(自己開示サンドイッチ)』です。
これは、いきなり質問から入るのではなく、
自分の小さな自己開示 → 相手への質問 → さらに自分のひと言コメント
という流れで会話を作っていくやり方です。
よくある“もったいない例”は
「ご趣味は何ですか?」
「映画を見ることです。」
「へー、どんな映画ですか?」
「いろいろです。」
「そうなんですね…(沈黙)」
キャッチボールが“ポン、ポン、終了”になっている典型ですね。
これを一問二答メソッドに変えると、こんな感じになります。
「僕は最近、Netflixで海外ドラマを一気見するのにハマっているんですが、〇〇さんは普段どんな映画を見られますか?」
「あ、私も家で見ることが多いです。邦画が多いですね。」
「邦画なんですね。僕、実は邦画はあまり詳しくないので、初心者向けにおすすめがあったら教えてほしいです。」
このように、
1回の質問に対して自分の話を“前後に一言ずつ”挟むだけで、
会話の空気が“面接”から“雑談”にぐっと近づいていきます。
自己開示と聞くと、“過去の重い話”を想像される方もいるのですが、そこまで構えなくて大丈夫です!
今日の出来事・最近ハマっていること・休日の過ごし方など、さらっと話せるレベルの内容で十分ですよ!
話題探しより「リアクション」が9割。共感型リアクションで相手が勝手に話し出す
『お見合い 会話 が続かないのは、話題が少ないからだ』
と感じている方も多いのですが、
実際には、話題そのものよりも
“リアクションの質”のほうが大きく影響します。
たとえば、お相手が『旅行が好きです』と話してくれたとき、
そこでのリアクションが
『へー』
『そうなんですね』
だけで終わってしまうと、やっぱり広がりにくいんです。
そこで意識してほしいのが、共感型リアクションの3ステップです。
1感情をのせて受け止める
「いいですね!」「楽しそうですね!」「すごいですね!」
2深掘りのひと言質問を添える
「特にどんなところがお好きなんですか?」
3自分の感想・共感を一言足す
「僕も自然が多いところだと、すごくリフレッシュできて好きです。
この3ステップを意識してみると、“質問攻め”ではなく、
お相手が『興味を持ってもらえているな』と感じてくれるので、
『じゃあ、他には…』
と、自分から話を広げてくれる流れができやすくなります!
お見合いの場では、“何を話すか”だけにとらわれすぎず、
どんな表情で、どんな声のトーンで、どんなリアクションを返すか
ここを大事にしてみてください!
難しいテクニックよりも、
『ちゃんと話を受け止めてもらえているな』
とお相手に伝わることが、一番の安心材料になります!
ただ、オーバーリアクションだけは気をつけてくださいね!

今日からできる!プロフィールから「無限に広がる話題」を見つける準備ワーク
とはいえ、当日いきなり“リアクション上手”になるのはなかなか大変です。
だからこそ、お見合い前の準備がとても重要になってきます!
婚活サロンmarriage proでは、お見合いの前に
『お相手のプロフィールから、聞いてみたいことを3つ』
メモしておくことをおすすめしています!
このときのポイントは、“事実確認だけの質問”にしないことです。
たとえばプロフィールに、
『会社員(メーカー勤務)・趣味はカフェ巡り』
と書いてある方に対して、
「会社ではどんなお仕事をされているんですか?」
「カフェはどのエリアが多いですか?」
だけだと、事務的なやり取りに終始しやすくなります。
ここで一歩踏み込んで、
“なぜ・どんなふうに・どんなところが好きなのか”
を聞ける質問を用意しておきましょう!
「メーカー勤務と書かれていたので、コツコツ取り組むお仕事なのかなと想像したのですが、今のお仕事を選ばれた理由って何かあったんでしょうか?」
「カフェ巡りがお好きなんですね。雰囲気重視か、コーヒーの味重視か…〇〇さんなりの“好きポイント”をぜひ教えてほしいです。」
こんなふうに、プロフィールを“条件の羅列”として見るのではなく、
『この一文の背景には、どんなストーリーが隠れているんだろう?』
と考えながら読むと、自然と聞いてみたいことが増えてきます!
ただし、プロフィールを読み込むあまり、当日に
『すべて把握しています』
という雰囲気を出してしまうと、お相手は驚いてしまいます!
あくまでスタンスは、
『プロフィールで拝見して気になったので、ぜひご本人から教えていただきたいです』
という、“謙虚な興味”です。
「自分はコミュ障だから…」と思っている方へ。28歳男性会員の成長ストーリー
ここまで読むと、
『話の組み立て方は分かったけれど、そもそも自分はコミュ障だから…』と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実は以前、28歳の男性会員さんで、まさにそうおっしゃっていた方がいました!
無料相談のときから、
『自分はコミュ障なので、お見合い会話が本当に不安です』
と、正直に打ち明けてくださったんです。
活動の初期は、やはりお見合い 会話 が続かない場面が多くて、
『フィーリングが合わなかった』
『会話が盛り上がらなかった』という理由で、お断りが続いていましたね。
それでも彼が素晴らしかったのは、そこで
『自分はダメだから仕方ない』
と諦めてしまわず、
『じゃあ、今の自分に何ができるか』を考えて動き続けたことなんです!
・僕に常に具体的なアドバイスを何度も求めてくれた
・会話術の本を数冊読み込んだ
・YouTubeで“会話のコツ”動画を繰り返し見ていた
・お見合い前にプロフィールを見ながら、「聞いてみたいこと」「自分のエピソード」をノートに書き出していた
・会話のネタを集める為に趣味以外のことにも興味を持つようにした
一つひとつは地味な積み重ねですが、回数を重ねるごとに表情が柔らかくなっていきました!
あるとき、
『沈黙になっても、前ほど怖くなくなりました』
と話してくれたのが、とても印象的でした。
そこからは流れが変わりましたね!
10件目以降のお見合いでは、“会話が理由”でお断りされることが、ほとんどなくなりました。
最終的には、お相手の女性から
『一緒にいると落ち着いて話せて、変に気を使わなくていい』
という言葉をもらい、無事に成婚となりました!

彼の姿を見ていて、改めて感じたのは、
“コミュ障だから”は、“何もしない理由”にはならない
ということです。
苦手意識があるからこそ、一つひとつの会話を大事にしやすくて、相手の気持ちを丁寧に想像できる。
それは婚活において、大きな強みにもなります。
まとめ:お見合いの会話は「才能」ではなく「型」と「準備」で変えられます
ここまで、お見合い 会話 が続かないと感じている方に向けて、“質問攻め”と“沈黙恐怖”から抜け出す考え方と、具体的な広げ方をご紹介してきました!
最後に、今日のポイントをさらっと整理しておきますね。
・会話が“面接”っぽくなるのは、一問一答の質問攻めが原因になりやすい
・まずは
プライバシー特定
踏み込みすぎた将来の話
過去の恋愛・婚活の話
の3つのNG質問を避ける
・「沈黙=失敗」ではなく、一緒にいても大丈夫という安心感のサインとして捉え直す
・一問二答メソッド(自己開示サンドイッチ)で、質問の前後に自分の話を一言添える
・話題探しより、共感型リアクション(感情+深掘り質問+ひと言コメント)を意識する
・プロフィールは“条件表”ではなく、ストーリーのヒント集として読み解く
・「コミュ障だから…」と自分を決めつけず、行動と準備で会話力は伸ばしていける
そして、もう一つ大切なことがあります。
IBJのお見合いルール&マナー集は、必ず所属の相談所から受け取ってください!
ルールを知っておくことは、自分とお相手を守る“安全運転マニュアル”にもなります。
お見合い 会話 に不安を感じていると、
一人で考え込んでしまい、
『自分は婚活に向いていないのかも…』
と追い込まれてしまうことがあります。
でも実際には、“ちょっとした型”と“事前準備”で変えられる部分が、かなり多いんです!
もし今、
『沈黙が怖い』
『つい質問攻めになってしまう』
『広げ方が分からない』
と感じていらっしゃるなら、一度、私たち仲人に具体的なお悩みを聞かせてください!
カウンセリングでは、あなたの性格や話し方のクセに合わせて、
“あなたオリジナルの会話の型”
を一緒に作っていきます。
お見合いの会話は、特別な才能ではなく、“慣れ”と“練習”で必ず上達していきます。
『自分はダメだ』と決めつけてしまう前に、
一度プロの仲人を頼ってみてくださいね!

