婚活コラム

結婚相談所のお相手が不動産投資!?

東京・新宿の結婚相談所「婚活サロンmarriage pro(マリッジプロ)」です。
※【IBJ AWARD2021】受賞結婚相談所
今回は「お相手が不動産投資をしていたり、自身が不動産投資をしている場合の婚活」について解説します!

婚活カウンセラーminaさんとのYouTubeもぜひお聴きください!
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最近会員さんの交際しているお相手が、不動産投資をしているケースが多いですね!

そうですね、
体感的に女性会員の真剣交際相手で10%ぐらいの確率で遭遇しますね!

不動産投資の営業マンだった私たちが、わかりやすく解説します。

不動産投資とは

不動産投資とは【賃貸用の住居を第三者に貸し出し家賃収入を得る】事です。
大家さんとういう表現がわかりやすいと思います!

不動産と聞くとお金持ちをイメージするかも知れませんが、最近ではサラリーマンでも出来る投資として注目されていますね。

不動産投資(大家)をやっている人は、大きく分けると3パターンです!
①賃貸専業
純粋に家賃収入だけで生活をしている大家さんです。
代々の不動産を貸している方もいれば、自身で小さく初めて拡大しローンなども完済している方が多く家賃が丸々収入になっている方です。
②相続による兼業
ご実家がアパートやマンションを貸していて相続をし、仕事以外の副収入として得ている方です。
このパターンもローンがない方が多く、勤めながら副収入で家賃を得ています。
③サラリーマンの投資
サラリーマンの与信力でローンを活用して、不動産投資をしている方です。勤務しながら不動産投資をしている方の9割は、これに該当します。

サラリーマンの不動産投資の仕組みとしては【入ってくる家賃収入でローンを返す】ので、レバレッジ効果で負担を抑えて資産を築く事が出来ます。

メリットとしては
①年金対策
ローンを完済した後に大きく出ていく支出がないので、家賃収入が入って来ます。
昨今は年金問題が騒がれており、将来の収入源として始める方が多いです。
②保険効果
ローンには【団体信用生命保険】という保険がついています。万が一死亡や重度障害の場合、保険でローンが返済されるので配偶者や家族にローンが残ることはありません。
また物件はご家族に残るので、売却で資金を得たり所有することでローン返済の必要がない家賃を得る事ができます。
最近では【がん保険】が付く団体信用生命保険もあり、がんの診断でローンが無くなります。
③インフレ対策
最近は物価上昇もよくニュースで聞きますが、インフレに強いのが不動産です。

他にも相続対策や、数年後にローン残債より売却価格が大幅に上回る場合は売却して売却益を得る方もいます。

サラリーマンの不動産投資は「マンション経営」というフレーズもよく使われていますね。
特徴としては都心の単身者用(1K)のマンションを頭金を少額(10万円)でローン購入し、賃貸管理会社に委託して運用しています。
ローンがあっても実際の物件所有者は購入者ですので、オーナー(大家)という立場です。

マネーリテラシーが高く投資や資産運用に興味があり自身で始めた方や、友人の紹介で始めた方などキッカケは人それぞれです。

リスクは
①空室
もちろん空室期間は家賃収入がないので、ローン返済などの支出は自己負担となります。
ただしサブリースという、賃貸管理会社の借り上げシステムもあります。
②資産価値
不動産価格は変動します。もちろん上がることもあれば、下がることもあります。売却したい時に、売却価格がローンを下回ると赤字なので要注意です。
③家賃下落
家賃が年数によって下がる物件もあります。現在の家賃収入が永続的に保障されているわけではありません。
④天災
家事は火災保険の加入が必須なのでカバーできますが、想定以上の地震が起きた場合はなんとも言えません。

①〜③を左右するのは「立地」ですね!
私も会員さんのお相手が不動産を持っている時は、真っ先にどこ(場所)で所有しているか聞きます。

私たちは元不動産のプロでもあるので、場所を聞いただけである程度良い物件なのか悪い物件なの判断出来ます!
ただ悪い物件の場合…会員さんに言いにくいですね(苦笑)

そうですね。
その場合はリスクヘッジや、今後の運用方法をアドバイスさせて頂いています!

不動産投資のイメージ

一般的なサラリーマンの不動産投資の収入と支出は、以下をイメージしてください!

【シミュレーション】

都内23区 
1Kマンション
築10年

価格 2,800万円
頭金 10万円
ローン 2,790万円
(金利1.9% 35年ローン)

家賃収入 +93,000円
賃貸管理手数料 ▲4,400円
建物管理・修繕費 ▲9,000円
ローン返済額 ▲90,996円

月々の収支 ▲ 11,396円

※あくまでも数字は架空であり、平均に近しい価格で計算しています。

他にかかる費用として
・諸費用※購入時
・取得税(約15-20万円)※購入時
・固定資産税(約5-10万円)※毎年
・設備費(エアコン、ウォシュレットなど)
上記がかかります!

サブリース委託や、新築購入だと価格が高いのでもう少しだけ収支の支出が多かったりするケースもあります。
契約にもよりますが、礼金や更新料が入ってくる場合もあります。

お相手が持っていたら

もしお相手が持っていても拒否反応をすぐ示したり不安を全面に出すより、まずは知る事から始めましょう!

特に女性の方は「投資」という言葉でギャンブルや博打という連想をする方も多く、不安になりやすいです。
不動産の場合さらに「ローン」という言葉も先行するので、無知識の方からすると益々不安になりますね。

確認すべきは
・どうやって不動産投資を知ったか
・何に魅力を感じて始めたか
・いつ購入
・価格
・新築or中古
・立地
・ローンの残り年数
・月々の収支、年間の収支
・リスクヘッジはどう考えているか
・将来は売却するのか、所有するのか
・信頼出来る不動産会社か

を確認しましょう。

これは本当は言いにくいのですが、良い物件や良い不動産会社であれば問題ないのですが….そうじゃない事例も多々あります。

数年前には「カボチャの馬車問題」、「スルガ銀行のアパート融資問題」とサラリーマンのアパート経営被害のニュースもあったのでマンションかアパートなのかも確認して下さい。

確認しても「不安だな」と思う時は担当カウンセラーに相談したり、IBJコンシェルジュやFPの専門家に相談するのも良いですね!
一人で抱え込まず2人で相談に行ったり、結婚後の方針を決めるようにしましょう。

私たち、婚活サロンmarriage proの会員様は気軽に相談して下さいね!!
見極めます!!

ご自身が持っていたら

もし現在結婚相談所で婚活中で、ご自身が所有している場合には真剣交際前に必ずお相手に話して下さい。

人によってはいかなるローンも、受け付けない方もいらっしゃいますので話すべき事案です。
真剣交際に入ってからでは遅いです!

お相手に伝える時は
・いつ買ったか
・どこの不動産会社で買ったか&どこの金融機関でローンを組んだか
・誰に紹介されたかor自分で何に興味を持ったからか
・月々の収支、ローンの残債、ローンの残り年数
・何をメリットに感じたか
・リスクに対しての考え
・今後の運用方針

をしっかりと隠さず話しましょう!!

弊社の会員様でも所有している方がいますが、プロフィール文に所有している旨とローンがまだ残っている事を記載しているので、お見合いやデートでお相手から不動産理由のNGはありません。

これから結婚相談所で婚活をする方で既に不動産投資を始めている場合は、プロフィール文にいつ購入したか、なんで購入したか、物件の種類(アパート、戸建、マンション)、ローンの有無を記載すれば無駄な婚活時間を過ごさなくて済むと思います!

注意点

不動産投資に限らず、投資や資産運用はメリットもありリスクもあります。
「投資や資産運用=悪」と決めつけず、しっかり把握と理解をする事から始めていきましょう。

基本的にサラリーマンの不動産投資の収支はマイナスなので、家計としてどう捻出するのか、家賃が入らない時期はどうするのかなど、今後の家族の家計としての対策も一緒に話し合い考えていきましょう。

流石に成婚の為に売却をする人は見たことがありませんが、不動産は売却にも時間がかかりますし購入してすぐは売却が出来ません。
※購入数年で、購入時より高く売れるケースは基本ありません。

生命保険効果があるので結婚後の生命保険を抑えたり、繰上げ返済で月々の収支を改善するなど色々策はありますので諦めずに頑張って頂きたいです!!

全ての不動産が悪いわけではなく「将来の資産」の可能性も充分にある事なので、ちゃんと聞く・ちゃんと話すをお忘れなく!!

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