婚活コラム

お見合いで「可もなく不可もなく」なら断るべき?

お見合いが終わったあと、

「悪い人ではなかった」
「でも、すごく楽しかったわけでもない」
「もう一度会いたいかと聞かれると、正直よく分からない」

こんなふうに、交際希望を出すか迷うことがあります。

明確に「また会いたい」と思えたなら、返事はしやすいです。

反対に、「この人は絶対に無理」と感じたなら、お断りもしやすい。

難しいのは、そのどちらでもない相手です。

「可もなく不可もなくでした」という感想、本当に多いですよね。
でも私は、「可もなく不可もなく=お断り」とは思っていません。
初対面のお見合いだけで、その人の良さを全部見つけるのは難しいです。

そうですね。
僕も、お見合い後の返事を考えるときに、
「好きかどうか」
だけでは見ていません。

さらに、
「ありか、なしか」
だけで考えても答えが出ないなら、
「なしじゃないか?」
という見方をしてみてほしいんです。

婚活では、この「なしじゃない」を一度拾ってみることが、意外と大事だったりします。

もちろん、迷った相手全員と仮交際に進めばいいわけではありません。
今、仮交際が何人いるのか。そもそも婚活に疲れていないか。
そこまで含めて考えると、同じ「可もなく不可もなく」でも答えは変わってきます。

今回は、新宿にある20代・30代専門の結婚相談所「婚活サロンmarriage pro」が、お見合いの交際希望で迷ったときに実際に見ている判断基準をお話しします!

お見合いで「好きになれるか」まで決めなくていい

お見合い後に、
「まだ好きになれそうか分かりません」
と言われることがあります。
でも、僕はそれ自体は全然おかしいことだと思っていません。

まだ初対面ですし、1時間ほど話しただけで、
「この人を好きになれそう」
「この人と結婚したい」
とまで分かる人のほうが、むしろ少ないと思います。

普段の恋愛だって、一度会っただけで好きになる人ばかりではありませんよね。

それなのに、結婚相談所のお見合いになると急に、
「結婚相手としてあり?」
「好きになれそう?」

と、かなり先まで答えを出そうとしてしまいやすくなります。
そうすると、余計に難しくなります。
仮交際へ進む段階では、まだそこまで決めなくて大丈夫です!

「好き?」ではなく「もう一度会える?」で考える

交際希望を迷っている会員さんには、
「もう一度1〜2時間くらい会ってみるのはどうですか?」
と考えてもらうことがあります。

「楽しみ!」と思えなくても構いません。
「別に嫌ではない」
「もう一回くらいなら話してみてもいい」

それなら、まだ相手を知る余地があります。

「あり」とまでは言えなくても、
「なしではない」
なら、一度仮交際へ進んでみることをおすすめすることもあります。

「あり」を探そうとすると、お見合いの1時間にかなり高いハードルを置いてしまうんですよね。
「すごく楽しかったわけではないけれど、不快でもなかった」
「タイプというほどではないけれど、嫌でもない」

それなら、まだ分かっていない部分のほうが多いはずです。
その余白を、もう一度見に行ってみる。
仮交際の入り口は、それくらいでもいいと思います。

1回目のお見合いだけでは、その人らしさが見えないこともある

そもそも、お見合いって全員が普段どおりに話せる場ではありませんよね。
その人にとって人生で初めてのお見合いだったかもしれません。
もともと初対面だと緊張しやすいタイプの方もいます。

そうなんです。
意外と成婚会員のお相手は、初回のお見合いだったという事例も多いです!

たまたま仕事が忙しかった。
その日、少し疲れていた。
いつも以上に緊張してしまった。
会場の雰囲気に慣れなくて、会話がぎこちなくなった。

そういうことも普通にあります。
もちろん、何でも「今日はたまたま」で済ませればいいわけではありません。

ただ、
「少し会話が盛り上がらなかった」
「思ったより質問が少なかった」
「ちょっとぎこちなかった」
という程度で、
「この人とは合わない」
まで決めてしまうのは、少し早いこともあります。

自分だって、毎回100%のお見合いができるわけではないですからね。
「あの日は、あまりうまく話せなかったな」
と思う日もあるはずです。
だから、相手にも少しだけ余白を持って見る。
これは妥協ではありません。
初対面では見えなかった部分を、もう一度確認してみるということだと思います。

ただし「絶対に無理」まで覆す必要はない

ここまで読むと、「迷ったら仮交際へ進んだほうがいいのかな」と感じるかもしれません。

ただ、すべての相手ともう一度会う必要はありません。

たとえば、
強い生理的な拒否感がある。
もう一度会う場面を想像すると、かなり嫌な気持ちになる。
自分の話ばかりで、こちらを知ろうとする姿勢がほとんどなかった。
人への接し方やマナーに強い違和感があった。

こういう場合まで、
「一回では分からないから」
無理に進む必要はないと思います。

大事なのは、
「トキメかなかった」
と、
「もう会いたくない」
を一緒にしないことですよね。

前者なら、まだ判断できていないだけかもしれません。
後者なら、その感覚は大切にしていいと思います。

そうですね。
「好きじゃない」と「嫌だ」は別です。
ここを切り分けるだけでも、お見合い後の返事はかなり考えやすくなります。

なかなか人を好きになれない人ほど「回数を刻む」

特に、
「私はなかなか人を好きになれません」
という方には、初回の感情だけで判断しすぎないようにお伝えしています。

もともとなかなか人を好きにならないタイプなのに、
「最初から好きになれそうな人だけ仮交際へ進む」
という基準にしてしまうと、本当に誰も残らなくなってしまうんです。

そういう方ほど、私は回数を刻むことをおすすめしています。
1回目では、まだ分からない。
だったら2回目に会ってみる。
2回目は少し話しやすくなった。
それなら、もう一回会ってみる。
そうやって会う回数を重ねる中で、初めて見えてくる魅力もあります。

「思っていたより、よく笑う人だった」
「意外と気遣いが細かい」
「この人といると、あまり疲れないな」

こういう良さって、プロフィールや最初のお見合いだけでは分からないことがあります。

人を好きになるスピードも、人それぞれですよね。
最初から気持ちが大きく動く人もいれば、
安心できる。
信頼できる。
自然体でいられる。

そんな感覚が積み重なって、あとから好意が出てくる人もいます。
後者のタイプなら、なおさら初回のトキメキだけで判断しないほうがいいと思います。

もちろん、何回か会う中で、
「やっぱり違うな」
が増えていくのであれば、その時点で終了すればいいんです。

仮交際は、相手を無理に好きになる期間ではありません。何度か会いながら、その人のことをもう少し知っていく期間だと考えています。

成婚した人も、お見合いから「この人だ」と思っていたわけではない

これは、実際に成婚した会員さんたちに活動を振り返ってもらうと、よく感じることです。

成婚後に、
「最初のお見合いはどうでしたか?」
と聞くことがあります。

もちろん、
「すごく楽しかったです」
「最初から話しやすかったです」
「お見合いの時点で、この人と結婚するかもしれないと思いました」

という方もいます。

でも、全員がそうではありません。

実際には、
「普通のお見合いでした」
「そこまですごく楽しかったわけではなかったです」
「正直、お見合いのことはもうあまり覚えていません」

という方もいます。

今では結婚するほど大切な相手なのに、最初の1時間だけ振り返ると、そこまで特別な時間ではなかったということですよね。
これは婚活中の方には、ぜひ知っておいてほしいです。

成婚した二人だからといって、
最初から会話が止まらなかった。
一目で惹かれた。
お見合いの時点ですごく特別な感覚があった。

そんな二人ばかりではありません。

そうなんです。
婚活中は、その後どうなるか分からない状態で相手を見るので、
「今日そこまで楽しくなかったから違うのかな」
「特別な感覚がなかったから、ご縁ではないのかな」
と思ってしまいがちです。

でも、成婚後に振り返ってみると、
最初は「普通」だった相手が、一番大切な人になっていることもあります。
これは忘れないでほしいと思います。

もちろん、
「普通だった人とは全員仮交際に進みましょう」
という話ではありません。

ただ、
お見合いが特別ではなかったことと、その人とのご縁がないことは同じではない。
ここは分けて考えてほしいです。

お見合いの1時間を採点しすぎず、
「なしではないなら、もう一度会ってみる」
という選択肢を残しておく。
実際に成婚した方たちを見ていると、その一回から少しずつ関係が変わっていくご縁もあります。

成婚者のお見合い回数から見ても、一度ですべてを決める必要はない

IBJ結婚みらい研究所が公表した「2025年 IBJ成婚白書」では、2025年にIBJ結婚相談所ネットワークで成婚した19,112名の活動データが分析されています。

その中で、成婚者のお見合い回数の中央値は男女とも11回でした。

この数字を見ても、
「一回のお見合いですべてを見極めなければ」
と考えすぎなくていいことが分かりますよね。

そうですね。
もちろん、「11回お見合いすれば成婚できる」という意味ではありません。

大切なのは、
一つの出会いを、最初の1時間だけで完成させようとしないこと。
会って、もう一度会って、少しずつ相手を知っていく。
そういう時間も含めて婚活だと思っています。

出典:IBJ結婚みらい研究所「2025年 IBJ成婚白書」
https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/286/

ただし仮交際が2〜3人いるなら、新しいお見合いを増やしすぎない

ここまで読むと、
「それなら、迷った相手にはどんどん交際希望を出せばいいの?」
と思うかもしれません。

私たちは、そうは考えていません。

僕は、仮交際が2〜3人いるのであれば、新しいお見合いはいったん控えてもいいと思っています。

特に3人以上になると、かなりパンクしやすいんですよね。
仕事をしながら、
土曜日はAさん。
日曜日はBさん。
翌週はCさん。
その間にLINEをして、さらに新しいお見合いも入れる。

これだけでも、日程調整はかなり大変になります。

数が増えると、一人一人を見る濃さも薄くなりやすいですよね。

「誰と何を話したんだっけ?」
となったり、
せっかく仮交際になったのに、次に会えるのが3週間後になってしまったり。
本当は悪くないお相手なのに、活動が忙しすぎることで関係が薄くなってしまうこともあります。

さらに、毎週のように新しい人に会い続けていると、
「今いる人を知る婚活」より
「次の人を探す婚活」
になりやすいんです。
ここは気をつけたいところです。

婚活の目的は、仮交際の人数を増やすことではありません。
出会った相手の中から、一人との関係を深めていくことです。

仮交際0〜1人なら「なしじゃない」を拾う

現在の仮交際が0〜1人。
そして、お見合い相手に明確なNGがない。

この状況なら、
「なしじゃないなら、もう一回会ってみる」
という判断を比較的おすすめしています。
まだ相手を知る時間にも、気持ちにも余裕があります。

仮交際2〜3人なら、まず今いる人を見る

2〜3人との仮交際が始まったら、一度その人たちを見る時間を作ってほしいです。

また新しい人を探すより、
「Aさんとは、もう少し仕事以外の話をしてみよう」
「Bさんとは、次は少し長めのデートをしてみよう」
と、一つずつ関係を進めたほうが、それぞれの違いも見えてきます。

そうですね。
仮交際がすでに3人いるなら、
「今日のお見合い相手も悪くなかった」
というだけで4人目を増やすのは、少し慎重に考えます。
その場合は、
「今いる人との時間を使ってでも、もう一度この人に会いたいか」
くらいまで基準を上げてもいいと思います。

同じ「可もなく不可もなく」でも、仮交際が0人のときと3人いるときでは、答えが変わって当然です。

「会いたくない」のか「もう誰にも会いたくない」のか

もう一つ、交際希望を考えるときに忘れてほしくないのが、自分自身のコンディションです。

婚活が続いてくると、
「この人に会いたくない」
のか、
「もう誰にも会いたくない」
のか、自分でも分からなくなることがあります。

この違いはかなり大きいです。

毎週お見合いとデートが続いていて、最近会った人全員に対して、
「何も感じない」
「もう疲れた」
となっているなら、相手というより、婚活そのものに疲れている可能性があります。

逆に、
「今仮交際しているAさんには会いたい。でも、今日のお見合い相手とは次の約束をしたくない」
なら、その人に対する感覚なのかもしれません。

疲れたまま交際を増やすと、
LINEの返信が面倒になる。
デートがただの予定消化になる。
普段なら気にならないことまで、妙に引っかかる。

そんなこともあります。

だから、新しいお見合いを減らすことも婚活の一つです。

活動を止めているわけではありません。
今あるご縁を見る時間を作っている。
そう考えていいと思います。

「期待を持たせるのが申し訳ない」で断らなくていい

特に優しい方ほど、
「まだ好きじゃないのに交際希望を出したら、相手に期待させてしまいませんか?」
と気にすることがあります。

でも、交際希望は、
「あなたと結婚したい」
という返事ではありません。

「もう少しあなたを知ってみたい」
という返事です。

だから、
「まだ好きではないけれど、もう一度会うのは嫌じゃない」
という状態で仮交際へ進むことは、まったくおかしくありません。

一方で、
「本当はもう会いたくない。でも、断るのが申し訳ない」
なら、無理にYESを出さなくていいですよね。
相手への申し訳なさだけで進んで、次のデートがずっと憂鬱になるのも違います。

大切なのは、
好きかどうかより先に、もう少し知る気持ちが残っているか。
私はそこだと思います。

お見合いの返事に迷ったら、この3つだけ確認する

お見合い後に交際希望を迷ったら、相手を細かく点数化する必要はありません。

まずは、次の3つを確認してみてください!

①「もう会いたくない」と思う明確な理由はあるか

「トキメかなかった」
「普通だった」
「まだよく分からない」

と、
「もう会いたくない」は別です。

強い拒否感や、どうしても受け入れにくい違和感があるなら、無理に進む必要はありません。

でも、単純にまだ分からないだけなら、
「なしではないかもしれない」
という見方を、一度してみてください。

② もう一度会ったら、今より何か分かりそうか

初回は緊張していただけかもしれない。

仕事以外の話もしてみたい。

趣味について、もう少し聞いてみたい。

何か一つでも、
「次に会えば、今よりこの人のことが分かりそう」
と思えるなら、その一回には意味があります。

③ 今の自分に、その人と向き合う余裕があるか

仮交際が0〜1人なら、少し可能性を広げてみる。

2〜3人いるなら、新しい人を増やすより、今いる人を見てみる。

婚活そのものに疲れているなら、予定を減らす。

相手だけを見るのではなく、自分の活動状況まで含めて判断する。

ここも大切なポイントです。

「可もなく不可もなく」は、悪い評価ではない

「可もなく不可もなくでした」
という言葉を、かなりネガティブな意味で使う方もいます。

でも私は、
「不可ではなかった」
という事実も、意外と大事だと思っています。
まだ1時間ほどしか会っていません。
その時点で強い魅力を感じなかったからといって、この先も何も感じないとは限りません。

特になかなか人を好きになれない方なら、初回から100点の感情を探さなくていいと思います。

1回目は、
「なしじゃない」。
2回目で、
「意外と話しやすい」。
3回目で、
「また会いたいかも」。

そんな進み方だってあります。

先ほどの成婚者のお話のように、最初のお見合いをほとんど覚えていなかった相手が、最終的には結婚相手になっていることだってあります。

最初から特別でなければ、ご縁ではない。
そんなことはありません。

まとめ|「あり」を探しすぎず「なしじゃない」を拾う

お見合い後、仮交際に進むか迷ったとき、

いきなり、
「好きになれる?」
「結婚相手としてあり?」

まで考えなくても大丈夫です。

そこで答えが出ないなら、
「なしじゃないか?」
まで戻して考えてみてください。

すごく嫌だった。
絶対にもう会いたくない。
そこまで明確なら、お断りでいいと思います。

でも、
「まだ分からない」
「特別な感情はない」
「もう一度くらいなら会える」

なら、もう一回会ってみる。

特になかなか人を好きになれない方ほど、その一回を重ねることで見えてくるものがあります。
そして、成婚した方全員が、お見合いのときから
「この人だ!」
と思っていたわけではありません。
最初は「普通」だった相手が、あとから一番大切な人になることもあります。

一方で、仮交際を増やしすぎないことも大切です。

0〜1人なら可能性を広げる。
2〜3人になったら、今いる人をちゃんと見る。
婚活に疲れているなら、いったん新しい予定を減らす。
自分の状況によって、同じ「可もなく不可もなく」でも判断を変えていいんです。

婚活では、「あり」を探しすぎないこと。
そして、
「なしじゃない」を一度拾ってみること。
ただし、惰性でYESを増やしすぎない。
早すぎるNOも、惰性のYESも避けながら、
「もう少し知ってみる」
という選択肢を持っておいてほしいと思います。

婚活サロンmarriage proは、新宿にある20代・30代専門の結婚相談所です。

「毎回、可もなく不可もなくで断ってしまう」
「お見合いの交際希望の基準が分からない」
「なかなか人を好きになれず、婚活が進まない」
「仮交際が増えすぎて、誰を見ればいいか分からない」

そんなときは、一回のお見合いだけで判断するのではなく、これまでどんな理由でお断りしてきたのか、今の仮交際人数はどうか、その方が人を好きになるまでにどれくらい時間がかかるのかまで含めて一緒に整理しています。

婚活の判断基準は、全員同じではありません。

「好きか分からない」ことと、「ご縁がない」ことも同じではありません。

自分に合った見極め方が見つかると、お見合い後の迷いも少しずつ減っていきます。

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