婚活コラム

「結婚相談所 仮交際 割り勘」はアリ?ナシ?

東京・新宿の結婚相談所「婚活サロンmarriage pro(マリッジプロ)」です。
※【IBJ AWARD2021&2022&2023&2024&2025】受賞結婚相談所
今回は「1000円徴収から見える男性心理と、見切りの判断基準」を解説します。

『お会計のときに、彼から“じゃあ1000円だけお願いしていい?”って言われて…』
『金額は大したことないのに、レジ前で小銭を探す自分が惨めで、急に冷めてしまいました』

結婚相談所の仮交際中、割り勘や“1000円徴収”へのモヤモヤは、本当によくいただくご相談です。

しかも皆さん、すごく悩まれるんですよね。
『たった1000円でこんなに気にするなんて、私の心が狭いのかな?』
『でも、この感覚を無視して結婚したら、生活費まで1円単位で管理されない?』


今日は、『結婚相談所 仮交際 割り勘』のリアルと、
『どこまでが堅実で、どこからが“ドケチ・経済DV予備軍”なのか』を、
マリッジプロ流の視点でお話ししていきますね。

なぜ「1000円だけ」と言われると冷めるのか?

モヤモヤの正体は「大切にされていない感」

まずお伝えしたいのは、“1000円請求にモヤモヤする”のは、決して心が狭いからではないということです。

多くの女性にとって、お会計は単なる『お金のやりとり』ではなく、
・自分を大切に扱ってくれているか
・頼れる存在でいてくれるか
・将来のパートナーとして安心できるか

を一瞬で感じ取る“シグナル”なんですよね。

実際のデータでも、“お金そのもの”より“態度”に冷める方が多いんです。
ある調査では、初デートの会計方法が原因で2回目のデートを断った人が約2割いて、その理由の多くが『金額より会計時の態度にがっかりした』というものでした。

つまり、女性が傷ついているポイントは
・1000円を払ったことではなく、
・その請求の仕方
・シチュエーション(レジ前でモタモタ・細かく割る など)
・“大切にされていない”と感じる空気

のほうなんです。

「男性が多めに出す」が“まだ主流”だからこそ生まれるギャップ

価値観は多様化してきたとはいえ、データを見ると、まだまだ“男性が多めに出す”のが主流です。

ある調査では、20代の頃の初デートで『男性が奢る・多く払う』と考えていた人が男性77.9%、女性68%という結果もあります。

『世の中的には、まだ男性が多く出すのが普通』という前提があるからこそ、
“1000円だけお願い”と言われた瞬間に、『私は全額ご馳走される価値もないのかな…』と、
自己否定にまでつながってしまいやすいんですね

さらに、別の調査では“デート費用を多く負担したい男性”が8割という結果もあります。

この数字だけ見ると“男性は奢りたい派が多数”ですが、
現場の肌感覚では、
・本音は割り勘にしたいけど、空気を読んで多く出している男性
・奢りたい気持ちはあるけれど、婚活中の複数交際で懐事情がきつい男性

もかなり多いです。

だからこそ、『奢る=いい男』『割り勘=全部ダメ』0か100で判断するのは危険なんですよね。

彼はなぜ請求する?

「割り勘・1000円徴収」をする男性心理とお財布事情

ここからは、“請求する側”の男性心理も少し代弁させてください。

結婚相談所で活動すると男性がお見合いのお茶代負担
仮交際に入ると
・月に複数人とお見合い+デート
・そのたびにランチ・ディナー・カフェ代

が重なっていきます。

実際、婚活男女200人のアンケートでも、初回デートは77%のカップルで“男性がおごっていた”というデータがあります。

“奢るのが当たり前”の空気の中で活動している男性ほど、
『このままじゃ婚活を続けられない』という金銭的な不安を抱えています。

もちろん、“だから1000円徴収して当然”という話ではありません。

ただ、女性側が
『奢られて当たり前』
『奢らない男=即お断り』

と決めつけてしまうと、
そもそも真面目で堅実な“結婚向きの男性”を、自分から切り捨ててしまうこともあるんです。

「ケチ」だけじゃない3つのパターン

marriage proで実際に見てきたケースを、ざっくり3つに分けてみますね!

①“純粋にケチ”なパターン
・1円単位まできっちり割り勘
・自分の趣味には高額課金するのに、デート代は常に安い方へ誘導
・『男女平等なんだからさ』など、相手を思いやるというより“自分の正しさ”を振りかざす

②“不器用な気遣い”パターン
・『全額奢ると、かえって気を遣わせるかな…』
・『お金目当ての女性だったら困るから、少し出してもらって反応を見たい』
つまり“気遣い”のつもりが、やり方がズレているケース

③“堅実に将来を考えている”パターン
・『真剣交際に進んだら、そこからはなるべく自分が多く出したい』
・『今は複数交際中だから、全員に全額奢ると継続できない』
・『結婚資金・住宅資金のための貯蓄を優先している』

パッと見はどれも“割り勘・1000円徴収”かもしれませんが、
中身はまったく違います!

だからこそ、行動だけではなく“背景とセット”で見ることが大事なんです。

同じ1000円徴収でも、
・レジ前でモタモタしながら“1003円ね?”と細かく請求するのか
・事前に『今日は割り勘でもいいですか?今、婚活と貯金を両立したくて…』と誠実に説明があるのか

では、受け取る印象は天と地ほど違いますよね。

「割り勘男はやめとけ」は本当?

即お断りしたい「ドケチ男」のサイン

では、“ここを越えたら見切り時”というラインを、少しハッキリさせておきましょう!

私たちが実際のご相談で『これはやめておきましょう』とお伝えするのは、例えばこんなケースです。

・毎回、1円単位まで割り勘にしてレジ前で計算に時間がかかる
・食事中に『あとでペイペイで1000円送って』など、お金の話を何度も出してくる
・自分の趣味(車・ギャンブル・高級ガジェットなど)には惜しみなく使うのに、デート代だけ極端にケチる
・少しでも高めのお店に入ると、露骨に不機嫌になる

・家計管理の話になると『妻には1円単位で報告してほしい』など、コントロール欲が強すぎる

こうした傾向が複数あれば、
“単なる節約”を超えて、思いやりや価値観の相性の問題と考えてよいと思います。

堅実な「将来向きの男性」かもしれないサイン

逆に、一見シビアだけれど“堅実で結婚向き”な男性もいます。
例えば、こんなサインがある場合です。

・支払いは割とシビアだが、お店選び・予約・移動手段の手配など、時間と労力はしっかりかけてくれる
・『今は結婚資金を貯めていて…』『奨学金の返済があって…』など、お金の事情を隠さず共有してくれる
・節約の話をするときも、あなたを責めるニュアンスがない
・仮交際の序盤は割り勘でも、関係が深まるにつれて自分から多めに出す提案をしてくれる

こういう男性は、
“目先のカッコよさのために無理して奢る”のではなく、“結婚後も見据えてお金を使いたい”タイプです。

もしあなたが
・価値観のすり合わせができそう
・お金の話をしても、ちゃんと向き合ってくれる

と感じるなら、“即お断り”にするのは少し早いかもしれません

奢られる女性には理由がある

marriage proの「いつも奢られていた」女性会員さんの共通点

ここで、marriage proの実際の会員さんの事例を。

その女性会員は、“奢ってほしい思想”が特別強い方ではありませんでした。
それでも、ほとんどの男性が自然と『今日は出させてください』と申し出るタイプだったんです。

彼女が意識していたのは、お金の要求ではなく、“お返しの姿勢”でした。

・毎回、自分からリーズナブルで雰囲気の良いお店を提案し、予約までしてお
・『貴重な時間を使って会いに来てくれた』と考え、質問や話題を事前に用意して“楽しんでもらう”意識でデートに臨む
お見合いのお茶代へのお礼や、前回ご馳走になったことへのささやかなプレゼントを用意する
・デートの最後には、次回の予定をその場で決めて「また会いたいです」と素直に伝える
・お礼のLINEにデートで楽しかったこと次回が楽しみなことも伝える

ここまでしてくれるからこそ、男性側も
『こんなに準備してくれているんだから、せめて今日くらいは自分が出したい』
と自然に思えるんですよね。

奢られないパターンの“あるある”も正直に

反対に、『奢ってほしい』気持ちだけが強くて、行動が伴っていないケースも、正直あります。

例えば…
・お店の文句が多い(「え、ここなんだ」「もっとオシャレなところがよかった」など)
・「あれもこれも食べたい」と注文したのに残す
・自分からは提案せず、デートプランを完全丸投げ
・デート中、終始不機嫌そう、スマホばかり見ている
次回の約束は濁しがちで、『また連絡しますね』だけで終わる
お礼のLINEも簡素で、「今日はありがとうございました」だけ

この状態で『男性には奢ってほしい』と言っても、
男性側は
『正直、そこまでしてあげたいと思えない…』
と感じてしまいます。

厳しい言い方になりますが、
“奢られる女性”には、必ず“奢りたくなる要素”があるんです。

それは高い服や完璧なメイクではなく、
・一緒にいて癒される
・楽しそうにしてくれる
・自分の時間やお金を、大事に使ってくれていると感じる

こうした“喜び上手・感謝上手”な姿勢なんですよね。

モヤモヤを解消するアクションプラン

「ご馳走されたい」と思う前にできるひと工夫

とはいえ、やっぱり“たまにはご馳走されたい”という気持ち、よく分かります。

そこで、marriage proでは女性会員さんに
『奢る方がモテるのが男性、割り勘にする方がモテるのが女性』
という少し逆説的なアドバイスをお伝えしています。

これはどういう意味かというと、

・男性は、リーズナブルな店でも気持ちよく奢ることで、次につながる可能性が広がる

・女性は、自分も少し負担したり、別の形でお返ししたりすることで、“メシモクではない”安心感を男性に与えられる


ということなんです。

具体的な言い回し・立ち回り例

例えば、こんな一言なら取り入れやすいと思います。

(相手が多めに支払ってくれたら)
→「ありがとうございます!次は私がカフェをご馳走させてくださいね。」

(今日は割り勘にしようと言われたとき)
→「全然大丈夫です。次は私が行きたいお店を予約してもいいですか?」

(レジが混んでいてバタバタしているとき)
→サッと自分の分を出しながら、「いつもありがとうございます」と笑顔で一言添える

こうした“前向きな一言”は、男性にとって
『この人は、お金目当てではなく、対等な関係として見てくれているんだな』
という安心材料になります。

結果として、男性の財布の紐がむしろ緩みやすくなる場合があります。

それでも不安なら?「結婚相談所 仮交際 割り勘」の見切り方

見切りの判断基準・ステップ

最後に、『この人とは続けていいのか、それとも見切るべきか』の判断基準を、ステップで整理しておきますね。」

①まずは“態度”を見る
・金額よりも、請求の仕方・言葉・表情を観察
・いつも感謝がなく、当然のように請求してくるなら要注意

②一度は“価値観のすり合わせ”をしてみる
・『真剣交際に入ったら役割分担で食事代はお願いしてもいいですか?カフェやチケットは私が払います』
・『でも、将来のために貯金したいお気持ちも分かるので、一緒にちょうどいい落とし所を探せたら嬉しいです』
など、柔らかく自分の気持ちを伝えてみる

③その反応を見る
・真剣に聞いて、互いにとって納得できるルールを一緒に考えようとしてくれるか
・逆に、『じゃあ合わないかも』など、話し合いを拒否するなら、他の場面でも歩み寄りは期待しづらい

④他の場面の“お金の価値観”もチェック
・家計管理・貯金・将来の教育費などの話で、極端な支配欲や、あなたを責める発言がないか
・小さな違和感が積み重なるようなら、早めの見切りも立派な自己防衛

もし、どこかのタイミングで

『この人とお金の話をするのが怖い』
『話し合いをしても、いつも私が悪いことにされる』


と感じるようなら、
それは“1000円”の問題ではなく、価値観や関係性そのものの問題かもしれません。

そんなときは、一人で抱え込まずに、仲人に全部話してほしいんです!
“経済的DV予備軍かもしれないケース”と、
“ただの不器用さん”を見分けるのが、私たちの役目です!

まとめ:お金の話こそ、「相性」と「育て方」が大事

『結婚相談所 仮交際 割り勘』の話題は、どうしても感情が揺れやすいテーマですが、

今回は
・1000円徴収にモヤモヤするのは、あなたの心が狭いからではないこと
・同じ“割り勘”でも、“ドケチ男”と“堅実男”がいること
・“奢られる女性”には、奢りたくなる行動や姿勢があること
・モヤモヤしたときの、具体的な伝え方・見切り方

をお伝えしました。

お金の価値観は、結婚後の生活に直結する、とても大事なポイントです!

だからこそ、
『たった1000円だし、我慢しなきゃ』
と飲み込むのではなく、
“違和感”を一緒に言語化し、どう向き合っていくかを一緒に考えることが大切だと思っています。

もし今、
・仮交際中の割り勘・1000円徴収にモヤモヤしている
・でも、自分一人では“見切る基準”を決められない

という方は、ぜひ一度、私たち婚活サロンmarriage proにご相談ください!

あなたのこれまでのご経験やお気持ちも伺いながら、
『ケチな男』と『堅実な男』の境界線を、あなたの人生に合った形で一緒に見つけていきましょう。

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