東京・新宿の結婚相談所「婚活サロンmarriage pro(マリッジプロ)」です。
※【IBJ AWARD2022&2023&2024】受賞結婚相談所
今回は「マネーリテラシーと婚活」について解説します!
最近、日経平均株価が乱高下していますね。
年始から新NISAを始めた方は動揺しているのではないでしょうか?
いよいよマイナス金利も解除されました。
金融市場は今、大きな転換点を迎えているように思います。
ニュースを聞いてチンプンカンプンな婚活男女は、今すぐ意識を変えましょう!
マネリーテラシー(お金に関する知識や判断力)は、婚活においても非常に重要です。
目次
出会いの確率が上がる
ここに男性AさんBさんのプロフィールがあります。
どちらも33歳、大卒で正社員ですが、年収と資産状況が異なります。次のように書かれていた場合、どちらの方がお金持ちと言えるでしょうか?
【Aさん】年収800万 預貯金1,000万
【Bさん】年収400万 預貯金、有価証券
一見、Aさんの方が年収も高いし、資産もあるように思います。
Bさんの方は平均年収より少し低いくらいでしょうか。預貯金の額も不明だし、そんなにお金を持っているようには見えないですね。
ただ、Bさんは有価証券を持っています。
つまり株式や債券などの投資をしているということですね。
よく投資=ギャンブルと思っている方がいますが、投資とギャンブルは全く異なります。
正しい知識を持って、長期・積立・分散で資産運用を行えば、銀行にお金を預けておくよりも資産を増やせる可能性があります。
もし、Bさんが就職してから今まで10年間、毎年100万円(月8.3万円)を積立投資し、利回り(年率)5%で運用できていたとしたら、いくらになるでしょうか?
資産運用のシミュレーションだと、約1,289万円になります。預貯金を除いてもAさんより300万円ほど多いですね!
【つみたてシミュレーター -金融庁】
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/tsumitate-simulator/
女性は男性に求める年収500万以上という方が多いですが、もしその条件で検索していたら、そもそもBさんのことを見つけられなかったでしょう。
お金に関する知識がなければ、プロフィールを見てもこういう情報は読み解けません。
マネーリテラシーを身につけることは、出会いの確立を上げることに繋がるんですね。
※投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。
現実的な条件を設定できる
以前、都内在住のアラフォー男性会員さんで、
「僕は子どもが欲しいので20代女性を希望します。年収1,000万あるので、専業主婦になってもらっても構いません」
という方がいらっしゃいました。
年齢差がありすぎるのが気になりますが、高収入だし専業主婦OKなので可能性はなくはないかもしれません。
ただ、実際に1,000万円で妻と子どもを養えるのでしょうか?
まず年収1,000万ということは月給に換算すると約83万。
そこから税金を引かれて、手取りは60万ほどでしょうか。
子どもを育てるとなると、家もそれなりに広さが必要ですよね。
首都圏で新築マンションだと今なら6,000万くらいでしょうか。35年フルローン、金利1%、頭金なしとすると月々の返済額は17万弱ですね。
【首都圏の平均価格6033万円で過去最高 -SUUMO】
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_data/sumainews240612/
子ども1人あたりの教育費は1,000万と言われています。
ただし、それは幼稚園から大学まで国公立だった場合です。すべて私立なら2,400万にもなります。
もし、子どもが2人いてすべて私立だった場合、だいたい20年間で月20万は貯金する計算になりますね。
【教育費は平均いくら? -フコク生命】
https://www.fukoku-life.co.jp/gakushi/trivia/trivia9/
食費(外食除く)、光熱水費、日用品、通信費、保険料など最低限の生活費13~14万、夫のお小遣い3~4万としたら、もう2~3万ほどしか残りません。
【4人家族の生活費平均はいくら? -ナビナビ保険】
https://www.navinavi-hoken.com/articles/family-of-four-living-expenses
他に被服費や美容院代も必要ですし、急な病気やケガで医療費がかかることもありますよね。
そうなると、外食は月1回行けるかどうか、旅行はちょっと難しいかもしれません。
もし生活にゆとりを持たせるなら、マンションは中古にする、子どもは国公立に行かせるか奨学金を借りてもらうなどの工夫が必要になります。
生活はしていけるものの、そんなに優雅な暮らしはできないですね……。
しかも年々物価が上がっています。
妻が専業主婦の場合は厚生年金もありませんから、このままだと老後の生活がかなり苦しいものになることが予想されます
年収1,000万というと高年収に思いますが、首都圏で子どもが欲しいとなると余裕はなさそうです。
工夫が必要になります。
自分はどういう家庭を築きたいのか、そのためにはお金がいくら必要なのか。
マネーリテラシーがなければそれが想像できず、お相手に求める条件の設定も現実離れしたものになってしまいます。
マネーリテラシーが婚活成功のカギ
このようにお金に関する知識や判断力を身につければ、より良い出会いを引き寄せることができます!
結婚後も豊かな家庭を築くことができます。
婚活はゴールではなく、結婚してからが本番です。
そういった意味でもマネーリテラシーは重要ですね!
マネーリテラシーに自信がない方は今から勉強することをオススメします。
この先不透明な時代に結婚し、家庭を築こうとしているあなたにとって、生涯お守りになることでしょう!
またIBJでは真剣交際のカップル向けに、FP(ファイナンシャルプランナー)に無料で相談出来る窓口があります!
成婚前に2人の今後のお金の方針を決めれるので、とても好評です。